ようこそACEラボへ

ACE(エース)ラボとは、子ども期の逆境体験(adverse childhood experiences:ACE)に関する学術研究の成果を発信し、ネットワーク形成を行うことで、ACEサバイバーが生きやすい社会づくりとACEを予防する社会づくりを目指すプラットホームです。

ぜひこのラボを通じて、ご自身や他者が抱えるACEについて理解を深め、思いを共有できる人とつながり合っていただければと思います。

‟見えないマイノリティ”としてのACEサバイバー

子ども期の逆境体験(ACE)とは、18歳になるまでに経験された虐待・ネグレクト被害や養育機能の不全状態をいいます。

こうした経験を重ねた人々は、生涯にわたって心身の健康問題を抱えたり、社会経済的な困難を抱えやすいことがわかっています。
本人が語らなければ他者からはその存在を認識されない‟見えないマイノリティ”としてのACEサバイバー。
まずは、当事者が置かれている現実を知ってください。

三谷はるよ ラボ代表

Haruyo Mitani

大阪大学大学院人間科学研究科准教授。
専門は家族社会学・福祉社会学。日本における子ども期の逆境体験(ACE)に関する実証研究を進めています。本ラボは、大阪大学大学院人間科学研究科付属未来共創センターの新たなプロジェクトとして始動しました。


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